第22回ケアマネ試験 過去問 解説 問9

ケアマネ試験 過去問 第22回

問題9

介護保険における第1号被保険者の保険料について正しいものはどれか。2つ選べ。

1.保険料率は、毎年度改定しなければならない。

2.年額18万円以上の遺族厚生年金受給者は、特別s徴収の対象となる。

3、年金を受給していない者は、市町村民税に合算して徴収される。

4.世帯主は、普通徴収の場合には、その世帯に属する第1号被保険者と連帯して納付する義務を負う。

5.保険料減免の対象者は、政令で定められる。

解説

1号保険者の保険料についての設問。

介護保険法第129条

3 保険料率は、市町村介護保険事業計画に定める介護給付等対象サービスの見込量等に基づいて算定した保険給付に要する費用の予想額、財政安定化基金拠出金の納付に要する費用の予想額、第百四十七条第一項第二号の規定による都道府県からの借入金の償還に要する費用の予定額並びに地域支援事業及び保健福祉事業に要する費用の予定額、第一号被保険者の所得の分布状況及びその見通し並びに国庫負担等の額等に照らし、おおむね三年を通じ財政の均衡を保つことができるものでなければならない。

市町村介護事業計画で先の3年間の介護給付の予想を立てて保険料率を決めなさいと記載されているため毎年改定しなくてもよい。

選択肢1は×。

日本年金機構 HPより

特別徴収の対象年金

老齢・退職年金、障害年金及び遺族年金(個人住民税は老齢・退職年金のみ)を対象とします。また、単独で18万円を超える場合のみ対象年金となります。

選択肢2は〇です。

特別徴収と普通徴収:年間18万円以上の年金をもらっている方は、特別徴収といって年金から天引きされる方法で保険料を納めています。これを「特別徴収」といいます。年金額18万円以下の方は「普通徴収」といって納付書や口座振替による徴収されます。

以上の説明から年金受給していない者は「普通徴収」となるため、市町村民税に合算されるのではなく、納付書や口座振替での徴収となるため選択肢3は×となる。

介護保険法第132条 第2項

世帯主は、市町村が当該世帯に属する第一号被保険者の保険料を普通徴収の方法によって徴収しようとする場合において、当該保険料を連帯して納付する義務を負う。

介護保険法 第132条 第3項

配偶者の一方は、市町村が第一号被保険者たる他方の保険料を普通徴収の方法によって徴収しようとする場合において、当該保険料を連帯して納付する義務を負う。

世帯主は普通徴収の際には連帯して納付義務を負います。世帯主のほか、配偶者も義務を負っています。もちろん本人が納めるのが第一ですけれどね。

介護保険法 第142条

市町村は、条例で定めるところにより、特別の理由があるものに対し、保険料を減免し、またはその聴衆を猶予することができる。

政令ではなく条例で定めて保険料の減免の対象者を決めているので、選択肢5は×。

政令:内閣が制定するもの。   条例:都道府県や市町村などの地方公共団体が制定するもの。

保険料を安くする決まりをわざわざ内閣が出すとは思えないと考えれれば×だとわかる方もいると思います。

過去問の解説を読むことで用語も覚えることができます。試験対策にもなるのでどんどん読んでいきましょう。

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