第22回ケアマネ試験 過去問解説 問11

ケアマネ試験 過去問 第22回

問11

社会保険診療報酬支払基金の介護保険関係業務について正しいものはどれか。2つ選べ。

1.市町村に対し介護保険給費交付金を交付する。

2.介護保険財政の収入不足が生じた市町村に不足額を交付する。

3.医療保険者から介護給付費・地域支援事業支援納付金を徴収する。

4.介護保険サービスに関する苦情への対応を行う。

5.業務の一部を年金保険者に委託することができる。

解説

社会保険診療報酬支払基金とは?

介護保険法第160条
  1. 支払基金は、社会保険診療報酬支払基金法第十三条に規定する業務のほか、第一条に規定する目的を達成するため、次に掲げる業務を行う。
    医療保険者から納付金を徴収すること。
    市町村に対し第百二十五条第一項の介護給付費交付金を交付すること。
    三 前二号に褐げる業務に附帯する業務を行うこと。
  2. 前項に規定する業務は、介護保険関係業務という。

赤マーカーの記載介護給費交付金を交付するとあるので、選択肢1は〇。

黄色マーカーの医療保険者から納付金を徴収は選択肢3と会うため〇。

選択肢2:財政安定化基金の事業である為、×。

  

厚生労働省HPより

財政安定化基金の基本的仕組みについて

(1)目的:見込みを上回る給付費増や保険料収納不足により、市町村の介護保険特別会計に赤字が出ることとなった場合に、一般財源から財政補填をする必要のないよう、市町村に対して資金の交付・貸付を行うもの。

(2)設置醜態:各都道府県(原資は、国:都道府県:市町村(保険料)が1/3ずつを負担)。

(3)交付・貸付事業:・交付:3年ごと(事業運営期間最終年度)に、財政不足額のうち、原則として保険料収納不足額の1/2を交付。・貸付:毎年、原則として保険料収納不足及び給付費増による財政不足額の全額(交付があるときは交付額を除いた額)を貸付。
 貸付額の償還は、次の事業運営期間に、保険料を財源として行う。

選択肢4は国民健康保険団体連合会の業務である。×

介護保険法第176条 1項 第3号 

 指定居宅サービス、指定地域密着型サービス、指定居宅介護支援、指定施設サービス等、指定介護予防サービス、指定地域密着型介護予防サービス及び指定介護予防支援の質の向上に関する調査並びに指定居宅サービス事業者、指定地域密着型サービス事業者、指定居宅介護支援事業者、介護保険施設、指定介護予防サービス事業者、指定地域密着型介護予防サービス事業者及び指定介護予防支援事業者に対する必要な指導及び助言

必要な指導および助言の部分が苦情対応をすることも含まれるようです。

国民健康保険団体連合会(国保連合会)は、介護保険法第176条第1項第3号に基づき、介護サービスの質の向上に関する調査及び指定事業者への必要な指導・助言を行うことになっています。これは、サービス利用者の権利擁護と介護サービスの維持、向上を目的とするものです。

                                       愛知県国民健康保険団体連合会HPより

選択肢5は×業務を委託できるとの記載はない。市町村は年金保険者に特別徴収を委託できる。

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