第22回ケアマネ試験 過去問解説 問題28

ケアマネ試験 過去問 第22回

問題

睡眠について正しいものはどれか。3つ選べ。

1.床に就いてもなかなか眠れないことを、熟眠障害という。

2.眠りが浅く、すっきりと目覚められないことを、早朝覚醒という。

3.かゆみによって睡眠障害が生じることがある。

4.薬のフック作用によって、夜間に興奮又は覚醒し、不眠になることがある。

5.起床時の覚醒水準を高めるケアを行うことで、規則的な排便リズムへの効果が期待できる。

解説 

回答は3.4.5が〇です。

睡眠についての設問。

Suimin.net HPより

熟眠障害:熟睡したという満足感がない症状で、目覚めたときに睡眠不足を感じる状態。睡眠が中断されたり、睡眠が浅い場合に起こりやすい。

入眠障害:床に就いてもなかなか寝付けない状態。不眠の訴えとして最も頻度が高いと思われているが、大規模な実態調査によると、むしろ入眠障害よりも中途覚醒の方が多いことが判明している。診断としては、就床後1時間以上眠れない場合が目安となる。

早朝覚醒:朝、意図したよりも早く目が覚め、そのまま眠れない状態。高齢者に多く見られるが、これは加齢に伴い睡眠パターンが変化するためであり、生理的な現象である。また、うつ病の特徴的な症状でもある。

・中途覚醒:夜中に目が覚め、その後眠れない状態。うつ病、睡眠時無呼吸症候群、脳変性疾患(脳卒中、痴呆など)などでは多く発現する。高齢者では睡眠が浅くなるため、中途覚醒が出やすくなる。また、アルコールを飲むと寝つきがよくなるが、睡眠は浅くなり、中途覚醒および早朝覚醒が出やすくなって、睡眠全体の質は低下する。

・不眠:朝目覚めた時に睡眠に対する不足感が強く、患者が身体的、精神的、社会生活上に支障があると判断している状態。

上記の用語解説により、選択肢1は入眠障害のことである為×。

選択肢2が熟眠障害の説明である為×。 用語として早朝覚醒、中途覚醒、不眠なども覚えておくとよいこの二つの選択肢は言葉のニュアンスだけでも間違った選択肢であるとわかるかもしれない。

Suimin.net HPより

睡眠障害の主な原因

・心理的原因:ストレスに関連して起こる不眠

身体的原因:身体の病気や症状が原因で起こる不眠(外傷、リウマチなどの痛みを伴う疾患、湿疹などのかゆみを伴う疾患、喘息発作、頻尿、花粉症など)

・精神医学的原因:不安やうつなどの精神や神経の病が原因で起こる不眠。

薬理学的原因服用している薬や、アルコール、カフェイン、ニコチンなどが原因で起こる不眠があります。

・生理学的原因:睡眠を妨げる環境による不眠(時差ぼけ、生活リズムの変化による昼夜逆転など)

睡眠障害の主な原因として、上記5種類が挙げられている。選択肢3のかゆみは身体的原因にあたるため〇。

又、選択肢4は薬の影響での不眠ということで、薬学的原因で不眠になることがあるため〇。

選択肢5 覚醒水準を高めるケアとして、更衣、洗面、水分補給、体を起こすなどが考えられる。寝ている状態よりはたったり座ったりする方が排便への効果が期待できるし、水分補給をすることでも同様の効果が期待できるので〇とできる。

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