第22回ケアマネ試験 過去問解説問題37

ケアマネ試験 過去問 第22回

問題

検査について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1.血清グロブリンは、栄養状態を見る指標として最も有用である。

2.脊椎の圧迫骨折で身長が低くなると、BMI(Body Mass Index)は、骨折前と比較して高くなる。

3.血中尿素窒素(BUN)は、肥満の程度を示す。

4.24時間心電図(ホルター心電図)の検査中は、臥床している必要がある。

5.C反応性たんぱく質(CRP)は、感染症で高地になることが多い。

解答

正解は2・5 順に解説します。

選択肢1  ×

六訂介護支援専門員基本テキスト 第3巻 P57

アルブミン  高齢者の栄養評価に最もよい指標です。

栄養評価で最も有用なものはアルブミンの数値である。選択肢1は×。

グロブリンもアルブミンと同じ総蛋白に含まれるものであり、値が低いと免疫不全症が考えられる。また、値が高いと多発性骨髄腫、自己免疫疾患、慢性肝疾患、感染症、悪性腫瘍などが考えられます。

アルブミンの基準値は3.8~4.9g/dlである。

選択肢2 〇

六訂介護支援専門員基本テキスト 第3巻 P189

BMI =体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出し、18.5未満が痩せ、18.5以上25未満が標準、25以上が肥満と判定します。

体重 60キロ、  身長160センチ(1.6m) の人のMBIは 60÷1.6÷1.6=23.43 がBMIとなる。

圧迫骨折で身長が5センチ短くなったと仮定すると。 

60÷1.55÷1.55=24.97 となり身長が縮むとBMIの数値は高くなる。

選択肢3 ×

六訂介護支援専門員基本テキスト 第3巻 P58

BUNの値は蛋白代謝の影響を強く受けるので、腎機能の指標としてはCr(クレアチニン)に劣ります

BUNは腎機能の低下時、消化管出血時、脱水症などで上昇します。

BUNは腎機能の検査に用いられる数値である為×。肥満の程度を示すものはBMIである。25以上が肥満となる。

BUNの基準値は6~20mg/dLである。

選択肢4 ×

六訂介護支援専門員基本テキスト 第3巻 P60

心電図検査は多くの呼吸器の疾患の診断にも欠かせない検査であり、不整脈を詳しく調べるために24時間心電図を測定するホルター心電図もよく利用されています。

市立秋田病院HPより

ホルター心電図 【検査対象】 ・どんな種類の不整脈が出るのか調べる時  ・不整脈や狭心症発作が一過性に出現する時

・深夜から朝方(病院にいない時に)具合が悪くなる時    ・失神などの症状がある時

・薬の効果を調べる時   ・ペースメーカ機能を調べる時   ・睡眠時無呼吸症候群を調べる時

24時間普段の生活を送りながら不整脈がないかを調べる道具である為、ずっと臥床している必要はない。

選択肢5 〇

六訂介護支援専門員基本テキスト 第3巻 P59

CRP(C反応性たんぱく)は炎症を反映し、感染症や膠原病、されには悪性腫瘍の可能性を反映する検査の一つで、白血球数などと同様に鋭敏な指標です。高齢者では非常に重要な検査項目です。

このように選択肢5は〇となる。CRPの基準値は0.0~0.3mg/dLである。

次の問題(問題38)へ進む

コメント

タイトルとURLをコピーしました