第22回 ケアマネ試験 過去問解説 問題42

ケアマネ試験 過去問 第22回

問題 

指定短期入所療養介護について適切なものどれか。3つ選べ

1.家族の疾病、冠婚葬祭、出張等の理由では、利用できない。

2.喀痰吸引や酸素療法など医療ニーズが高い要介護者も利用できる。

3.虐待等やむを得ない事情がある場合でも、利用定員を超えて受け入れることはできない。

4.サービス提供施設として、介護老人保健施設、介護医療院、指定介護療養型医療施設、療養病床を有する病院又は診療所がある。

5.療養型以外の介護老人保健施設が提供する短期入所療養介護には、在宅強化型、基本型、その他がある。

解答

短期入所療養介護の基本方針

「要介護状態等となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことが出来るよう、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行うことにより、療養生活の質の向上及び利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものでなければならない。」

短期入所生活生活介護との違いは利用者の状況の違いにある。

短期入所所療養介護の特徴

  • ①介護者の負担軽減
  • ②疾病に対する医学的管理
  • ③医療ニーズの高い利用者の受け入れ
  • ④リハビリテーション
  • ⑤認知症患者への対応
  • ⑥緊急時の受け入れ
  • ⑦急変時の対応
  • ⑧ターミナルケア
  • ⑨短期入所療養介護計画書
  • ⑩特定短期入所療養介護

 正解は 2・4・5である。

選択肢1の解説

 ×  短期入所所療養介護の特徴①介護者の負担軽減の観点から家族の疾病、冠婚葬祭、出張などの理由は短期入所療養介護利用理由となるためこと。

  また、⑥では 緊急時の受け入れとして利用者の状態や家族の事業等により、緊急時に受けれることは短期入所の重要な役割です。

六訂介護支援専門員基本テキスト 2巻 P204

短期ぬうしょの最大の役割は、介護者の負担軽減です。終わりの見えない介護に対して、身体的精神的な休息のためのケア(レスパイト・ケア)として提供されます。

選択肢2の解説

〇 ③医療ニーズの高い利用者の受け入れ(装着された医療器具の調整。・交換)

六訂介護支援専門員基本テキスト 2巻 P205

病院や診療所のみならず、介護老人保健施設においても医療ニーズの高い利用者の受け入れが促進されており、要介護4、5であって、手厚い医療が必要な状態である利用者への対応が求められます。

設問にある喀痰吸引、酸素療法のほかに胃ろうや気管カニューレの対応をされている方も24時間看護師が配置されており老健での受け入れが可能になっています。

選択肢3の解説

 × 災害等の場合を除き定員を遵守(じゅんしゅ)すべき旨記載されています。ただしやむを得ない場合はその限りではありません。

指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準 第145条

指定短期入所療養介護事業者は、次に掲げる利用者数以上の利用者に対して同時に指定短期入所療養介護を行ってはならない。ただし、災害、虐待その他のやむを得ない事情がある場合は、この限りでない。

選択肢4の解説

〇 設問のとおりである。

短期入所療養介護を行うことのできる施設は次のとおり。必要な人員・設備等は、原則、施設毎の満たすべき基準による。
○ 介護老人保健施設
○ 療養病床を有する病院若しくは診療所
○ 診療所(療養病床を有するものを除く。)
○ 介護医療院

選択肢5の解説

〇 介護老人保健施設(老健)では在宅強化型、基本型、その他型がある。あるが現在はこの3つのほかに在宅強化型の中に超強化型という分類ができ、基本型の中にも加算型というのが増えて現在は5つに分かれている。しかし超強化型は在宅強化型に含まれてもいるし、加算型も基本型に含まれているため3つに分かれているといってもよい。

この問題ではここがわからなくても1と3と比べて5が正しそうだぞということがわかれば正解は出せると思われる。

報酬が高い順番に①超強化型、②在宅強化型、③加算型、④基本型、⑤その他型に分かれる。

要件としては在宅復帰率、退所時指導等、リハビリマネジメント、地域貢献活動、充実したリハの項目を満たすことで算定可能となうる。

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